車を買い替える理由は人それぞれマチマチです。
家族が増えたから大きい車に買い替える。
故障が増えて維持費にお金がかかる。
車通勤になったから燃費の良い車に買い替える。
車検代が高くつくので、いっその事買い替える。
色々な環境の変化や愛車の状態によって、買い替えを検討されることでしょう。
でも、実はその根底にあるのは「もう、この車に飽きた」という感情が大きいのです。
筆者の体験を元に「車の買い替えは、実は飽きたから」という感情について考えてみました。
初めての車の買い替え
初めて買った車は、ホンダの「シティ」でした。
知らない人の方が多いかな?というくらい昔の車です。
画像:ホンダホームページより
1200CCの小型車です。なぜこの車になったかと言うと、姉と二人で車を買う事になり、出資金の比率で姉の意見が採用されました。
デザインも斬新で「カワイイ」という評判の車でしたが、19歳の男にとっては「少し恥ずかしい」車でもありました。
とはいえ、車体が軽いのでそこそこ走りましたし、小回りも利くので良くドライブにも出かけたものです。
姉が2年後に結婚し、シティは晴れて自分だけの愛車となりました。
ただ、このころの車って10年10万キロの壁は確かにありました。まず高速道路でエアコンが壊れ、走行距離7万キロを超えたあたりで白い排気ガスを出すようになり、エンジンオイルが良く減るようになりました。
当時、車は若者にとって一番の楽しみで、車好きの友人は自分でエンジンをいじったり、改造したりしていましたね。
でも自分は全くの機械オンチ。とても修理してまで乗ろうとは思いませんでした。
実際、加速やコーナーリングなどの走行性能に不満があったので、社会人になった2年目で買い替えることにしました。
この時の心境は「もっと早い車に乗り換えたい。(もう飽きた)」という感じでした。
2代目の車はシビック
次に選んだ車は、ホンダの「シビック」です。
これも知らない人の方が多いかな?もう30年くらい前のクルマですから。
軽いボディに1.6lのDOHCエンジンを搭載したSiモデルは、抜群に早かった。
峠道では負ける気がしませんでした。思いのままに加速し、曲がりる最高の車でした。
でも車検を一回も通さずに買い替えてしまいました。
その理由は、「大人のセダンに乗りたい」という理由でした。当時付き合っていた彼女を迎えに行った時、彼女の友人が「若い車に乗った彼氏やね~」と言ったそうです。
その時26歳の私は、急に4ドアセダンのオートマ車に買い替えたくなったのです。
そうです。また車に飽きてしまったのです。まだ独身だったから好き勝手できた、と言うのが最大の理由です。
3代目はまたホンダ。アコードセダン
またまたホンダ車への乗り換えです。
初めて中古車を買いました。今ではほとんど見ることのないリトラタブルヘッドライトがお気に入りでした。
オートマだしパワーウィンドウだし、内装も高級感がありました。「大人の車」という印象でしたね。
ここまでは自分の趣味だけで車を買い替えてきましたが、結婚するとそうはゆきません。当然です。
このアコードも4年乗りましたが、子供もできてチャイルドシートを乗せることや乗り降りの事を考えて買い替えることにしました。
↑建前はこの理由ですが、本当は「車内泊できるミニバンが欲しい!」と思ったからです。
ずっと趣味でサーフィンをしていたのですが、それまでは友人の1BOXで行っていました。でも、友人も結婚しサーフィンを続けている人が居なくなったのです。
そこで、自分で海に行った時に車内でフルフラットにできる車が欲しくなったわけです。
勿論、家族のためにという気持ちもありました。でも根底には「もうセダンは飽きた」という気持ちもあったのです。
それから2台乗りついで今に至りますが、さすがにもう「飽きた」という理由での買い替えはしなくなりました。(できなくなりました)
結局車は「飽きた」という理由が大きかった
個人的な経緯をここまで述べてきましたが、車の買い替えの理由として大きかったのは「もう飽きた」という理由です。
勝手な奴だ、というお叱りの声も聞こえてきそうですが、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
その上で色々な理由を付けて、奥さんを説得されているのではないでしょうか。
個人的にはそれで「OK」だと思っています。
やっぱり車は「単なる移動手段ではなく、相棒だ」と思っていますので。
今回は私ごとの記事で申し訳ございません。奥様を説得する時は下記の記事がお役にたちます。