ご結婚おめでとうございます!
新たな人生の始まりですね。これまでの独身生活とは違って、これからはいろいろな事をお二人で話し合って決めていくことになりますね。
どこに住むか、家具はどんなものにする?食器は?などなど。
車をどうするか、もその中の一つではないでしょうか。
独身時代は自分の好きな車に乗ってこれましたが、これからはそうも行かないケースもあります。
2シーターのスポーツカーでは、お子さんができるとたちまち「使いづらい車」になってしまいます。
車の維持費もできるだけ安く済ませたいものですよね。
今回は、「結婚と車」について考えてゆきます。お金にまつわる重要な事も書いてありますので最後までお付き合いください。
この記事でわかること
まずは車にかけられる費用を把握する
結婚式や披露宴はもちろんのこと、新たな住まいの準備、家具や生活用品の購入、引っ越し代など結婚には色々とお金がかかります。
そして、夫婦になってからの生活設計も重要です。
その中で車を維持してゆくわけですので、まずは車にかけれるお金はいくら位なのか?を共有しておきましょう。
軽自動車・コンパクトカー・ミニバンの維持費の比較
それぞれの車種の維持費を試算してみました。
維持費 | 軽自動車 | フィット | アルファード |
---|---|---|---|
自動車税 (年間) |
10,800円 | 34,500円 | 39,500円 |
重量税 (年間) |
4,100円 | 11,250円 | 18,750円 |
自賠責保険 (年間) |
13,185円 | 13,920円 | 13,920円 |
ガソリン代※1 | 60,000円 | 77,142円 | 108,000円 |
駐車場代 | 120,000円 | 120,000円 | 120,000円 |
任意保険 | 46,030円 | 53,790円 | 67,060円 |
車検代(1/2年) | 30,000円 | 37,800円 | 41,000円 |
消耗品費 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
合計 (年間) |
294,115円 | 368,402円 | 438,230円 |
月額平均 | 24,509円 | 30,700円 | 36,519円 |
年間走行距離1万キロ、ガソリン単価135円/L、燃費軽自動車 18km/L フィット14km/L アルファード10km/Lで試算しています。
上記は車の購入費用は加味していません。ローンで車を購入する場合は、毎月ローンの返済も加わります。
これだけのお金を毎月の生活費から支出しますので、収入とのバランスもよく考えておくべきです。
それぞれで車を所有している場合
ご夫婦でそれぞれクルマを所有している場合は、当然2台分の維持費が必要となります。
結婚を機に「車を1台にまとめる」、という方も多いことでしょう。
その場合、奥様の車を売却するというケースが多いのですが、その際には注意点が2つあります。
結婚して姓が変わると手続きが少し複雑に
車を売却する場合は、売却先に名義を変更する必要があるので色々な書類が求められます。
・自動車検査証(車検証)
・印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
などです。婚姻届けを出して姓や住所が変わると、車検証に記載されている氏名や住所と異なりますので、それを紐づけるために住民票や戸籍謄本が必要になってくるのです。
それほど大した手間ではありませんが、奥さんの車を売却するならご結婚の前に済ませておいた方が手続きは楽です。
車の売却価格はお店によって大きく異なる
新車は車両標準価格というものがあって、そこからいくら値引いてくれるのか?が重要になります。
一方、車の売却価格(査定)はお店によって大きく異なります。ですので、せっかく車を売却するなら最高値で売るべきです。
そうすることで車種によっては20万、いえ30万円以上も高く売ることができます。詳しくはこちらの記事で書いています。
維持費を考えるとやっぱり軽自動車
次に「どんな車に買い替えるか」ということですが、維持費を考えるとやはり「軽自動車」ですね。
先程の比較表から見ても、普通車とでは年間で約10万円ほど安くなります。表では記載していませんでしたが、オイルやタイヤ、バッテリーなどの消耗品も普通車に比べると安くすみます。
軽自動車を中古車探すには注意が必要
そういった意味でも軽自動車は人気があります。中古車市場でも同様です。
そのため、軽自動車の中古車は普通車に比べて「割高感」があります。年式の新しい程度の良い車は、ほぼ新車?と思えるような価格がついています。
人気のある車種は特にその傾向が強く表れています。中古車は手続きの代行費用で儲けているお店が多いので、本当にほぼ新車の価格になってしまうこともありますので、店頭の表示価格だけで判断してはいけません。
きちんと見積書をもらいましょう。ディーラーに行って新車の見積もりももらって比較して決める方がいいです。
すぐに子供が欲しい!と思うならミニバン
家族が増えると、やっぱり大きな車が欲しくなりますよね。
チャイルドシートも装着しなくてはいけませんし、ベビーカーの積み下ろしも必要になります。
赤ちゃんを抱っこしての車の乗り降りは、これまで経験したことのない方にとっては結構大変なことです。
結婚してすぐに赤ちゃんが欲しい!と思ってらっしゃるのであれば、ミニバンがお勧めです。
維持費を考えると少し高くはなりますが、なんといっても最大の魅力はミニバンの大きな車内空間と「スライドドア」です。
最近はほとんどが「電動スライドドア」ですので、簡単に開閉できファミリーにはお勧めです。
自動車保険も見直してみよう
・2台あった車を1台にする。
・全く新しい車に買い替える。
重要なのは先程の「売却する車の査定価格」ともうひとつ、「自動車保険の見直し」です。
自動車保険は同じ補償内容であっても、保険会社によって保険料は異なります。自動車保険は生命保険と違って、基本的に1年契約ですので、保険を切り替えたからといって「損」をすることはありません。
自動車保険を見直すことによって、年間の保険料が3万円も安くなるケースもたくさんあります。
まとめ
車は家族にとって大切な資産であり、移動手段でありライフスタイルに大きくかかわります。
結婚してらは色々な事をご夫婦で話し合うことになります。あまりしたくはないですが、お金の話も重要な事なので当然話し合うことになります。
将来のために貯蓄も必要ですので、できるだけ賢く車を維持してゆくべきです。
今回特にお伝えしたかったことは、「車の売却は最高額で売る!」というところでした。