軽自動車の模型

今、公道を走っている約4割の車が「軽自動車」です。(2017年 全国軽自動車協会連合会の統計より)

車を買い替えよう!と思った時、次に乗る車は軽自動車にしようかな?と考える方も多いことでしょう。

今回はメリットやデメリットを含め、「軽自動車に買い替える」ことについて解説してゆきます。

軽自動車のメリット

1.何といっても「維持費が安い」

車は購入時にかかる費用も気になりますが、そこから毎月・毎年かかる維持費も重要です。

・税金(自動車取得税、重量税、自動車税)が安い。

・保険(自賠責保険・自動車保険)が安い。

・燃費が良い(車種にもよりますが)ので、ガソリン代が安い。

・高速代が安い。

・タイヤやバッテリーが安い。

毎月・毎年かかるお金ですので、維持費は安いに越したことはありませんよね。

2.取り回しが楽

日本の道路は、一本幹線道路から外れると「狭い道」が結構あります。

そんな道で大きな対向車が来ると、思わず緊張してしまいますよね。

軽自動車であれば、比較的楽にやり過ごせます。

また、混んだパーキングに駐車する際も、軽自動車はコンパクトなので入れやすいです。

狭い国土である日本には、軽自動車は適しているクルマと言えるでしょう。

3.価格が下がりにくい

軽自動車は、中古車市場でも人気があります。

そのため車種にもよりますが、普通車よりも価格が下がりにくい傾向があります。

軽自動車のデメリット

1. 安全性の低さ

軽自動車には、以下のような規格があります。

長さ3.4m以下 幅1.48m以下、高さ2.0m以下

このサイズ内で室内空間を広げ、快適性を追求しますのでボディは大変薄く作られていますし、後部座席は限界まで後ろにつけられています。

万が一の事故の際には、普通車に比べると安全性が低いと言わざるを得ません。

2. パワー不足

軽自動車のエンジンは排気量660ccと決められているので、やはり普通車に比べるとパワー不足は否めません。

ターボ搭載車もありますが、そうなると燃費は悪くなります。

高速道路や坂道を多く使う方は、使用用途によって考える必要があるでしょう。

3.定員は4人までしか乗れない

軽自動車は定員は4人までです。

最近の軽自動車はトールタイプの普及などで室内が広く、多少詰めれば、大人5人は乗れそうですが、これはNGです。

定員オーバーで警察に捕まります。

余談ですが、先日初心者マークを付けた軽自動車に若者5人が乗っていて、全部窓を全開にして楽しそうにドライブしていました。

教習所では教えてくれないのかな?と疑問に思いましたね。

ただし、子供の12歳未満の子供は、大人の3分2人で計算されるので、大人2人+子供3人の合計5人であれば乗れることができます。

4.軽自動車の中古車は割高感がある

先程もお伝えしましたが、軽自動車は中古車市場でもかなり人気です。

中古車になってもあまり値下がりせず、新車とあまり変わらない値段だったりする車種もあります。

中古車は安い、という先入観で購入するのは良くありません。

新車の見積もりとよく比較して考えましょう。

維持費の比較

普通車と軽自動車の維持費を比較してみた

では、どれほど維持費が変わるのか比較してみました。

普通車は排気量2000CC、車重1.5トンと想定しています。

軽自動車 普通車
自動車税 10,800円 39,500円
自動車重量税 3,300円 16,400円
ガソリン代 ※1 90,000円 112,500円
車検代 50,000円 60,000円
自賠責保険代(24ヶ月の1/2) 13,185円 13,920円
任意保険代 40,000円 50,000円
駐車場代 120,000円 120,000円
合計(年間) 327,285円 412,320円
月額平均 27,273円 34,360円

※1 ガソリン代は年間走行距離10,000km、ガソリン単価135円/L、燃費を軽自動車15㎞/L、普通車12km/Lと仮定

その他には、消耗品であるタイヤやバッテリーも軽自動車はコンパクトなので安く済みます。

試算では年間で8万5千円ほど変ってきますので、数年維持することを考えると、軽自動車の維持費の安さは、やはり魅力的ですよね。

使用用途との兼ね合いが大切

ここまでお伝えしましたように、軽自動車の魅力は何といってもも維持費の安さです。

ただ、そこだけに注目して車を選んでしまうと、後々後悔するかもしれません。

  • 週末のお買い物が中心
  • 高速道路を使ってよく遠出をする
  • 家族が5人以上、または友人を乗せて出かけることが多い

それぞれクルマの使用目的を再確認したうえで、どの車にするかを検討すべきです。

最近の軽自動車も色々なタイプが出ています。

主流はトールタイプですが、セミトール・セダン・1BOX・SUVクロカン・スポーツタイプなどがあります。

重要な事

どんな車を選ぶかも大切だが、他にも重要な事がある!

軽自動車に買い替えるか普通車に買い替えるか、どの車を選ぶかは楽しいひと時でありますし、とても需要です。

でも、車の買い替えには他にも重要な事があります。

それは、今の車の査定価格についてです。

車の査定価格は、どこのお店でも「同じ」ということはまずありません。

車種によっては、20万円以上の差が出ることも珍しくないのです。

車の査定には「相場」があるのですが、相場は毎日変動しているため我々一般ユーザーは最新の相場を知る方法がありません。

査定する側も、この事を良くわかっています。

相場より安く査定しても、ユーザーは気づかないことを知っているのです。

ですので、愛車を手放すときは1社だけの査定金額で決めては大きな損をしてしまいます。

特にディーラーの下取り価格は「安い査定」の典型です。

少なくとも車買取専門店も含め、数社から見積もりを取るべきです。

でも、何店も回って査定してもらうのも大変ですよね。そんな時間もありません。

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