車検か買い替えか？買い替えるなら車検前？それとも車検後？

車検は新車で購入した場合は3年、それ以降は2年ごとに必ず受ける必要があります。

自動車重量税・自賠責保険・印紙代などの法定費用に加え、点検整備費用がかかりますので、結構まとまった出費になります。

年式が古くなって、車検の回数が増えるとさらに車検代も上がってゆきます。

車検の前になると、「そろそろ買い替えようかな？」と考える人も多いことでしょう。

筆者もこれまで車を5台乗り換えてきましたが、ほとんどは車検のタイミングでした。

今回は「車の買い替えと車検」についてのお話です。

車検の費用ってどれくらい？

車検費用の内訳は、「法定費用」と「点検整備費用」に分かれます。

法定費用

法定費用とはその名の通り、法で定められた費用です。

自動車重量税・自賠責保険料・印紙代で、どこで車検を受けてもその金額は変わりません。一切値引きもありません。

法定費用は軽自動車でも3万５千円ほどかかります。

点検整備費用

点検整備費用は、車検を受けるために必要な点検・整備を行うための費用です。

ユーザー車検を行うか、整備工場やディーラーで車検を行うかによって費用は異なります。

また、どこまでの部品を交換するか？によっても費用は異なります。

例えば、「ディーラー車検は高い」とよく言われますが、ディーラー車検は単に車検を通すためだけの整備ではなく、次の車検まで安心して乗れるように、というところまで整備を行おうとします。

そのため交換部品が多くなるので、車検代も高くなります。

一方ガソリンスタンドなどで、「車検を通すだけなので、できるだけ安く」、といえば車検費用は抑えることも可能です。

注意点としては、車検は「その時点で基準を満たしている」だけで通ってしまいます。

車検の2週間後に故障した！ということもあり得ますので、整備に何処までお金をかけるかは、車検の見積もりをもらったらよく確認しましょう。

法定費用と合わせると、軽自動車でも車検代として6万円以上はかかってきますね。

車を買い替えるなら「車検前」か「車検後」か？

車検代も高いし「そろそろ買い替えるか？」ということも頭によぎります。

では、買い替えのタイミングとして「車検の前」と「車検の後」では何か違いはあるのでしょうか？

一概には言えないですが、買い替えるなら「車検前」がおススメです。

理由は、車検の有効期間(残存期間）は確かに車の査定に影響します。

同じ車両で、車検が3ヶ月しか残っていない車と、1年半残っている車では、当然後者の方が査定は高くなります。

ただ車検にかけた金額ほど、査定が高くなることはあり得ません。

査定を高くしようと15万円で車検を通した直後でも、車検前よりも5万円ほど査定があがる程度です。

ですので、買い替えるなら「車検前」ですね。

「車検か買い替えか」を考えだしたらすべきこと？

比較するためには、当然それぞれの見積もりが必要です。

ここで大変重要な事があります。それは、

ということです。

ディーラーで新車の見積もりを取ると、新車の見積もりと下取りが1枚ものになっていて、値引きと下取りがうまく混同されて使われるケースがよくあります。

ディーラーは新車を1台でも多く販売することが本業です。他の競合車種よりも、値引き金額を多く見せるよう、下取り金額と調整するのです。

↑これって5万円も損しています。もっと金額に差がつくことも多々あります。ですので、

ディーラーで新車の見積もりをもらうときは、「下取りあり」と「下取りなし」の見積書をもらって正しい値引き金額を提示してもらうこと！

新車には標準価格があり、そこからいくらの値引きか？が一番注目されますが、実は重要なのは手放す車の査定価格です。

車の査定には定価がないので、提示された査定金額が高いのか安いのか判断できません。

車の査定には「相場」はあるのですが、毎日変動しているのでネットにも最新の相場は載っていません。

査定する側も、そこはよく心得ています。最初から「相場」ギリギリの査定金額は提示しません。

ディーラーよりも買取専門店の方が、車の査定は高いのが一般的ですが、その買取店同士でも提示される査定金額は大きく異なります。

車種によっては30万円以上の差が出ることもあります。

こんな感じです。

ですので、車検か買い替えを考えだしたら、愛車の最新の査定相場は調べておきましょう。

そうすることで大切に乗ってきた愛車を安く買い叩かれることを防ぐことができます。

こちらのサイトが便利です。

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簡単な入力後、すぐに愛車の相場を教えてくれます。

同時に複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できます。

無料ですので是非一度使ってみてください。

まとめ