ミニカーを見る虫眼鏡

車の価値は、悲しいかな年数とともに下がってゆきます。中には古くても高額て取引される車もありますが、それはごく一部の車です。

「車の年式がどれくらい査定に影響するか?」は、とても気になるところですよね。

愛車の買い替えを考えだしたらなおさらです。年式の新しい車の方が、査定は高くなるでしょうが、何年も経っていない車を、そうそう買い替えるわけにもゆきません。

今回は年数と査定の関係について、過去5回の買い替え経験から解説してゆきます。

車の査定に大きく影響するものは?

車の査定は色々な項目から行われます。大まかには、

・年式
・車種 グレード
・走行距離
・ボディカラー
・エンジンの状態
・内装、外装の状態
・修復歴、修理歴の有無

などですね。年式はその中でも影響が大きい項目です。

一般的には、年式の新しい車は、古い車よりも査定が高くなる傾向にあります。当然ですよね。

新車から3年未満、といえば外観も車内も新車同様、という車も多くあります。

逆に10年落ち、となると車のモデルチェンジは3年から5年ごとに行われますので、パッと見ても何世代か前のモデルになっています。

車の査定額は、毎日行われる中古車オークションの取引価格によって決まってきます。オークション価格はは中古車市場の「人気」が左右します。

人気のある車は高い値が付き、人気のない車は安くしないと売れない、ということです。

年式の古い車は、どうしても日本国内では人気がありません。

年式とは別に事故車で修復歴があったり、走行距離が平均よりも多かったりすると、その分査定はマイナスされます。(平均の走行距離とは、年間1万キロと言われています。)

車の年式と製造年は必ずしも同一ではない

車の年式とは、その車が製造されは日付けでも購入した日でも有りません。

「その車が初めて登録された日」が年式となります。簡単に言えば、ナンバープレートが交付された日、ですね。

正確な日付は、車検証の初年度登録月を見ればすぐに分かります。

例えば、同じ車種でも12月末に登録された車は、翌年の1月に登録された車よりも、年式が1年古い、と言う事になります。

逆に考えると、車を買い替えるのであれば、12月までだと年式は「落ちない」と言う事です。翌月の1月に買い替えると、年式が1年古い車として査定されます。

実際の査定では、このあたりも当然考慮しますので、あまり気にする必要はないかもしれませんが、知っておいて損は無いと思います。

どれくらいの年式まで査定がつくの?

車の値打ちは、悲しいかな日々下がってゆきます。新車も中古車も同じです。

では一体、どれくらいの年式まで査定はつくのでしょうか?

車両の状態、エンジンの状態、走行距離などの要因が当然絡んできますので、一概には言えませんが、一昔前までは「10年10万キロ」と言われていた時期もありました。

今の日本車は10万キロで走れなくなる事はありませんが、市場の心理としては、いまだに残っているのでしょう。

ですので、今も車は7年~8年で市場価値はなくなる、つまりは査定がつかない、と言う人も多くいます。

一般的に国産車の場合は、

【初年度登録からの経過年数と原価率】

1-2年目の場合 10-30%マイナス

3-4年目の場合 40-60%マイナス

5-7年目の場合 70-85%マイナス

8-10年目の場合 95-100%マイナス(査定額ほぼゼロ)

という感じで価格が下がってゆきます。

実際はどうなの?

では実際に、7年落ちの車に査定はつかないのでしょうか?

そんなことは有りません。

どこで査定してもらうかによって金額は変わってきますが、普通の状態の車で有れば、8年落ちであろうが査定はいくらかはつくはずです。(走行距離が20万キロでエンジンもボディもボロボロ、修復歴もある、といったような車は別ですが)

年式が古いから査定はつかないとあきらめるのは、「もったいない」です。

日本国内では、10年落ちの車の評価はかなり低いですが、海外であれば需要はまだまだあります。

海外に輸出ルートを持っているお店であれば、年式が古くても積極的に買い取ってくれます。

「今の愛車の年式でどれくらいの査定がつくのか?」、一度調べてみてはいかがでしょうか。

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