「さぁ、車を買い替えよう!」と思ったら何から始めますか?
どんな車にしようかな?と一番楽しい時期ですが、あらかじめ用意しておくべきこともいくつかあります。
必要な書類や手続きもありますし、車の買い替えには車両以外に諸経費もかかります。
お金の算段も当然必要ですよね。
今回は、「車の買い替え手順と流れ」について解説しています。
この記事でわかること
まずは「予算」を立てる
欲しい車はどんなに高くても買う!という事が出来ればいいですが、なかなかそうはゆきません。
当然「予算内」に収める必要があります。
- 現金一括で購入するか
- ローンを組むか
- ローンなら頭金はいくら用意できるか
など、あらかじめ決めておく必要があります。あまり無理をして購入し、あとで「しまった!」とならないようにしましょう。
愛車の”適正な”買取価格(下取り価格)を把握する!
これが予算を立てるうえで、一番重要なポイントです。
新車には「定価」がありますが、あなたの愛車の査定価格には「定価」はありません。
いわば、査定する側の「言い値」です。
相手は「できるだけ安く」買い取ろうとします。これはディーラーでも買取専門店でも同じです。相手も商売ですからね。
ネットや雑誌にも最新の査定相場は載っていないので、我々ユーザーが比較できないことを相手も知っているのです。
1社だけの相場よりも安い査定価格で買い替えの予算を立てると、本来もうワンランク上の車を買えるのに損をした、というケースは非常に多くあります。
査定価格を相場よりも安く提示され、それに気づかなかった、ということです。
ですので、最新の査定相場は必ず把握しておきましょう。
ネットや雑誌にも載っていない相場は、こちらのサービスを使うと知ることができます。
簡単な1回の入力で、複数のお店に見積もりを依頼できます。一番高く買ってくれるお店もわかります。
もちろん無料です。
入力後、すぐにに愛車の最新の査定相場もわかります。サービスを利用したからといって、必ず売却しなくてはならない、なんてことはありません。
わずかな手間でできますので、予算を立てる際は必ずやっておくべきです。
車種によっては20万円以上の差が出ることも珍しいことではありません。
月々いくら車に使えるか?も把握する
車は購入時だけではなく、維持をするにもお金がかかります。
必要なのは、
車検代
新車なら3年後、以降2年ごとに車検費用が必要になります。車種によって金額は当然変わってきますが、1回あたり10万円は必要だと考えておくとよいでしょう。
自動車税
毎年4月1日時点で車の所有者にかかる税金です。5月末までに支払う必要があります。
自動車保険
任意保険ではありますが、車を運転するうえで今や「必須」といえます。基本的には1年更新です。
ガソリン代
車を使用すれば当然ガソリンを消費します。おおまかな月間の走行距離走行距離を想定し、ガソリン単価で割れば毎月のガソリン代も計算できます。
駐車場代
自宅に車庫があれば必要ありませんが、月極め駐車場を借りればお金がかかります。
駐車場代は地域によってかなり差が出ますが、維持費の大きなウェイトを占めます。
ローンの返済
ローンを組んで購入したら、毎月返済をしなくてはなりません。ローンの金利によって返済額も随分変わりますので、ローンの契約時には「金利」には注意が必要です。
消耗品
オイル・ワイパーゴム・バッテリー・タイヤなど車の部品も消耗品ですので、ある程度のタイミングで交換が必要になります。
これだけの費用が車の維持費として必要になってきます。
余裕をもった購入計画を立てるべきです。
どんな車にするかを検討する
独身であれば、自分の好みだけで選ぶこともできますが、ご家族がいらっしゃれば皆さんの合意が必要になります。
赤ちゃんがいらっしゃればスライドドアがあった方がいい、細い道が多いので軽自動車の方が運転しやすい、など奥さんの好みや希望も重要になってきます。
使用目的や用途を明確にして、予算との兼ね合いで具体的な車種まで絞り込んでゆきましょう。
新しく買うクルマの見積もりをもらう
車種が決まれば、販売店に行って見積もりをもらいます。
この時のポイントは、下取り「あり」と「なし」の両方もらう事です。
先程お伝えしましたように、ディーラーの下取り価格は相場よりも安い傾向にあります。
特に新車の購入で有れば、新車の値引きと混同されてしまう事も良くあります。
下取り査定が先程の調べた査定増場よりも低ければ、ディーラーで下取りに出す必要はありません。
新しい車の購入の際は、「値引き」ばかりに目がいってしまいがちですが、一番差がつくのは愛車の査定金額なのです。
必要な書類を揃える
車の買い替えには必要な書類がいくつかあります。
ほとんどはお店が指示してくれますので、難しく考える必要はありません。
納車日が決まったら、自動車保険の切り替えを忘れないで
購入する車が決定し、契約を結んだら後は納車を待つばかりです。1日も早く納車してほしいですよね。
納車日が決まれば、販売店から連絡が入ります。
ここで必要な手続きがあります。
それは、自動車保険の切り替えです。
保険会社の連絡し、契約対象の車を入れ変えてもらう必要があります。
放っておくと、新しい車が自動車保険の補償がない状態になってしまいます。
待ちに待った納車♪
かなり長くなってしまいましたが、ここまでくれば納車日を待つのみです。
あまり期待はできませんが、営業マンに一言「ガソリン満タンにしておいてね。」といってみましょう。
もしかしたら、満タンで来てくれるかもしれません。
まとめ
車の買い替えでは、お金の計算はまず愛車の最新相場を知ってから。
なによりも愛車の査定価格が一番重要。(あきらかに値引き金額以上の差がつきます。)
必要な書類は、業者が指示してくれるので心配は無用
自動車保険の切り替えも忘れずに