車の査定

車を買い替えよう!と思ったら、新しい車のことを考えるだけでワクワクしますよね。

ボディカラーは何色にしようかな?

オプションは何をつけようかな?

とても楽しい時間です。

やっぱり、お金のことも気になります。

いくら値引きがあるのか?買い替えの予算もあるので、当然です。

となると、手放す車の査定額も気になります。

これまで大切に乗ってきた愛車ですので、できるだけ高い値段で引き取ってほしいものです。

でもそんな思いとは裏腹に、査定で値段がつかないケースもあります。

「えっ!?自分の愛車に価値は無いの?」と思ってしまいますよね。

今回は「値段のつかない車とはどんな車か」そして後半では「値段のつかない車を少しでも高く売る方法」について解説してゆきます。

どうぞ最後までお付き合いください。

査定値段がつかない車とは?

年式がかなり古い

中古車市場ではよく「年式」という言葉が使われます。「2013年式 トヨタ アクア」などです。

年式とは新車登録された年のことをいいます。その年式から何年たったかを表すのが「○年落ち」という言葉です。

2018年5月現在であれば、先ほどのアクアは「5年落ち」ということになります。

車の年齢の良なものですね。

車の価値は、悲しいことですが毎月下がってゆきます。

そして12月31日から翌年の1月1日になると、車も一つ歳をとるのです。

少し脱線しましたが、中古車市場でもやはり年齢は若いほうが人気があります。

逆に年式の古い車は人気が少なくなっています。

古車の価値(値段)は中古車市場の人気で決まってきます。

一般的に、年式(何年落ちか)によってどれだけ価値が下がるのかというと「1年で30%」と言われています。

500万円で新車を購入した場合は、以下のような計算になります。

経過年数 値下がり額 価格
1年 500万円×30%=150万円 350万円
2年 350万円×30%=105万円 245万円
3年 245万円×30%=73万円 172万円
4年 172万円×30%=51万円 121万円
5年 121万円×30%=36万円 85万円
6年 85万円×30%=25万円 60万円

全ての車に当てはまるわけではありませんが、大体の目安にはなります。

この計算でゆくと、10年以上経過した車の価値は「ほぼ0円」ということになります。

走行距離が多い車

年式と同様に、走行距離も短いほうが中古車市場では人気があります。

一昔前までは、「車の寿命は10年10万キロ」なんていわれていたこともあります。

今の車はそのころよりも性能が各段に良くなっているので、10万キロでエンジンがダメになることはまずありませんが、市場心理として10万キロの心のカベは残っています。

ですので、走行距離が10万キロを越えている車は人気が少なく、査定で値段がつきにくいのです。

余談ですが走行距離が短ければ良い、とも言いきれません。

例えば、5年落ちの車が走行距離が5000km、というと「お買い得だ」と思われるかもしれませんが、その車は多分ほとんどエンジンをかけていない「放置車」と考えられます。

車はエンジンをかけないで放置していると、あっという間に劣化してしまいます。

見た目がボロボロの車

年式が新しく、走行距離もほどほどの車でも、見た目であまりにもボロボロな車も値段がつきません。

ボディがボコボコ、塗装が剥げている、傷が至る所にある

こんな車は中古車として再販するには、当然修理や板金が必要になります。

無傷の状態の査定額から、修理や板金にかかる費用をさしひいてもプラスになれば金額はつきますが、そうでなければ査定金額はつきません。

修復歴車

修復歴車とは。車の骨格部分を修理したり交換した車のことです。車の骨格部分
引用:日本自動車協会

よく「事故車」という言葉も使いますが、ガードレールにバンパーをぶつけて交換した、などは「修復歴」ではないので「事故車」でもないのです。

修復歴があると、車の査定は大きくマイナスされます。

中古車市場で人気が無い車

ここまでお伝えした車以外で人気の無い車も敬遠されます。

例えば、セダンタイプの車ですね。セダンは今はあまり人気がなく、特に数年前の燃費の悪い大きな排気量のセダンは人気がありません。

他にはボディカラーも影響します。黒や白、グレーなどは人気がありますが、オレンジや青などのボディカラーは好みが分かれますので、人気が薄いです。

買い替えのポイント

値段がつかない車を売る方法

ここまで「値段がつかない車はどんな車?」についてお伝えしました。

お店で「査定はつきません」と言われたら、やはり諦めるしかないのでしょうか。

いいえ、そんなことはありません。

なぜなら、その評価は査定をしたそのお店だけの評価であって、市場全体の評価ではないからです。

1店舗だけの評価で判断するのは勿体ないです。

あなたの愛車を「欲しい」と思っているお店もある

ここまでお伝えしたような車は、ディーラーに下取りで持ち込んでも、ほぼ下取り査定はつきません。

その理由は、ディーラーは新車を売ることが本業ですので、車の下取りには興味が無いのです。

特に、人気のない車については「できるだけ下取りはしたくない」と思っています。

ですので、多少は査定金額がつく車でも「値段がつかない」といってタダで引き取り、手間をかけずに系列の中古車販売店などに売るのです。

少しでも高く愛車を売るには、車買取専門店に売るべきです。

車買取専門店でも「欲しい車は」店によって異なる

ひとことで「車買取専門店」といっても、実は各お店ごとに特徴があります。

軽自動車を専門に扱っているお店、ドレスアップカー中心のお店、ミニバン専門店、4駆専門店など。

なかには、海外に輸出をメインに行っているお店もあります。

海外では日本の人気は関係ありません。走行距離10万キロなんて全く問題ではありません。

それに日本車は「信頼の安心ブランド」ですので、とても人気があります。

ですので、車買取専門店の中に、あなたの車を「欲しい!」と思ってくれるお店がきっとあるはずです。

でも何店舗も自分で回って、そんなお店を探すのも大変です。なん日もかかってしまいそうです。

こちらのサービスを使えば、簡単な1度の入力で複数の買取専門店に見積もりを依頼できます。

 

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