そろそろ車を買い替えようかな?
皆さんはどんなタイミングで浮かんできますか?
- 年式が古くなった。
- 走行距離が10万キロを超えた。
- 故障が多くなって修理代がかさむ。
- もう、飽きた。
など、色々な理由がありますよね。
そして、「よし!買い替えよう」と思ったら、新しく買う車のことで頭はいっぱいになります。
- どんな車にしようかな?
- 今度はミニバンで家族でキャンプに行こう!
- オプションは何をつけようか。
など、ワクワクしますよね。
そななれば、これまで乗ってきた愛車のことはあまり考えなくなっています。当然といえば当然です。
でも、実際に愛車を引き渡す瞬間は結構、寂しい、悲しい気持ちになるものです。実際私もそうでした。
車は、ある意味人生を共に過ごした仲間のようなものですから。これまでの愛車との思いでが、瞬時にいくつも浮かんできます。
後で後悔しないためにも、「手放す愛車にどうお別れをするのか」、について解説してゆきます。
愛車にとって一番悲しいのは、安く買い叩かれること
これまで大切に乗ってきた愛車。思い出がいっぱい詰まっている愛車。
その愛車にとって、一番悲しいことは「安く買い叩かれる」ことです。
実際に中古車市場には「相場」というものは存在しますが、消費者にはわかりずらいのです。あなたの愛車は適正な価格がついていますか?
この記事を読まれている時点で、すでに愛車の査定価格は出ているとは思いますが、車の査定額はお店によって大きくバラツキがあります。
すでに契約をしている方は仕方ありませんが、まだであれば、愛車の相場はキチンと把握しておくべきです。
そうでないと、本当は相場では120万円の査定なのに、下取り価格は90万円だった!なんてことはしょっちゅうあるのです。
写真を残しておく
ドライブに行ったり旅行に行ったとき、風景や旅館、料理などを写真にとる方は多いですね。
SNSをされている方はなおさらです。中高年の方でも、デジカメで写真を撮るのが趣味、というかたもかない多いです。
でも、愛車と一緒に写真を撮ってる方は、非常に少ないです。
よほどの車好きであれば、車は必ず写真におさめますが、一般ユーザーであれば、なかなか車の写真をとる機会はないのでしょう。
自分のクルマにカメラを向けている姿も、なんだか少し照れ臭い、という思いもあります。
私も若いころは車をいじるのも好きでしたので、結構写真は撮っていましたが、最近はほとんど景色や同行者の写真ばかりです。
ですので、車を手放すことが決まってからでも遅くはないので、写真を撮っておきましょう。悲しみや寂しさが後からわいてきた時に、写真があればいやすことができます。
写真は全体を1枚に納めるのはもちろんですが、
・スピードメータ周り:何万キロ走ってくれたか思い出せる
・内装:家族と過ごした車に空間もいい思い出に
・車についているキズ:あの時、ぶつけてしまったな~
など、細かい部分も撮っておくといいですよ。後で見ても、色々と思い出せることが多くなります。
感謝を込めて洗車
手放す車を奇麗にしなくても、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、私は長く共に過ごしてきた相棒だと思っていますので、できるだけキレイな状態で引き渡すようにしています。
ドロドロの状態で愛車を見送るのは、もっと悲しい気持ちになってしまいます。
- 始めてこの車のハンドル握った時のこと
- 深夜に子供を病院に連れて行ったこと
- 家族で楽しい旅行に行ったこと
- 一人で車の中で考え事をしていたこと
奇麗になれば、離れる寂しさも膨らみますが、色々な事を思い出しながら感謝を込めて洗車します。
ラストラン
特にお気に入りの場所に、ラストランに出かけるのもおススメです。
私も以前乗っていたステップワゴンを手放すときは、若いころ趣味でよく行ってた海にサーフィンに出かけました。
前の晩に到着し、後部座席をフラットにして車内泊をしました。「昔はよく来たな~」ど懐かしい気持ちでいっぱいです。
引き取られた愛車はどうなるのか?
下取りや買取で値段(査定)がついた車は、基本的に中古車として再販されます。
どんな人が乗り継いだのか?
気にはなりますが、これは知る術がありません。
「もう走車ですね」といわれると悲しい気持ちになりますが、実は海外に輸出され、元気に走っていることもよくあります。
この場合は、本来査定がつくべきですが、年式が古い車や走行距離の多い車は、「廃車ですね」といわれると「仕方ないか~」とあきらめてしまうのです。
まとめ
長年乗ってきた愛車を手放すのは、誰でも寂しいものです。
でも新しい車が納車されると、結構早く忘れてしまうものです。同じ車種の車とすれ違ったりすると、ふと思い出すこともありますが。
後悔しないためには、
・写真を取っておく
・奇麗にしておく
・ラストランに出かける
・時々思い出さしてあげる
・安く買い叩かれない
ということですね。