自動車保険の切り替え

自動車保険の見直しは、「満期時」に行うことが一般的です。

TVコマーシャルでも、最近よく見かけますよね。

満期までの間に、愛車を買い換える場合は「車両入れ替え」を行って、保険を引き継ぐことが一般的です。

ただ車両が変わることによって、保険料もかわりますので、買い換えのタイミングで自動車保険を見直すケースも多いと思います。

今回は、「自動車保険の切り替え」についてのお話です。

契約期間の途中で自動車保険は切り替えれるの?

自動車保険の契約期間は、一般的には1年ですが、「2年」「3年」、長いものでは「7年」という複数年契約もあります。

ご加入の自動車保険を、契約期間の途中で解約して違う保険会社に加入することは「可能」です。

そして、異なる保険会社に切り替えた場合でも、それまでの「等級」は引き継ぐことができます。

このように契約期間の途中で自動車保険を切り替えることを、「中途切替」と呼びます。

ただしこの場合、気をつけるべきポイントがいくつかあります。

等級の引き継ぎ「事故歴」と「タイミング」に注意

自動車保険の保険料は、車両や運転手の年齢、そして等級制度によって決まっています。

等級制度とは、正式にはノンフリート等級制度のことで、事故歴に応じて保険料の割引・割増を適用する制度です。

自動車保険を他社に切り替える場合でも、等級を引き継ぐことは可能ですが、今の契約期間中の事故の有無によって引き継ぎ方が異なります。

契約期間中に事故がなかった場合

満期日に合わせて保険を切り替える場合には、無事故の場合は切り替え後の等級は上がります。

契約期間中に切り替えた場合は、切り替え時点での等級のまま新たな契約が開始します。

ということは、無事故でも等級が上がるタイミングが少し遅れる、ということになります。

ただし、「保険期間通算特則」を設けている保険会社もあります。

これは、例えば7月1日が始期日で12月1日に他社へ乗り換えたとしても、翌年の7月1日を満期日とするものです。

車の買い替え時期を、保険の満期日にあわせなくても等級は1年で上がります。満期前に乗り換える場合は、この保険期間通算特則のある会社を検討してみましょう。

契約期間中に事故があった場合

現在の保険の契約期間中に事故があって保険を使っていた場合は、少し異なります。

満期日で切り替える場合でも、期間中で切り替える場合でも、次の保険の等級は事故の内容に応じて下がります。

契約期間の途中で保険を切り替えれば、その時点で等級は下がりますが、満期日で切り替える場合は満期日まで等級は下がりません。

ポイント

切り替えの際の注意点

自動車保険の契約期間中での切り替えには、注意すべきポイントがいくつかあります。

解約返戻金

契約期間中に保険を解約した場合は、すでに支払っている保険料が残りの契約期間に応じて返還されます。

これが解約返戻金ですが、キッチリと日割り計算で返ってくることは少なく、「短期率」という各保険会社が設定する料率に従って計算した金額になるのが一般的です。

つまりは、日割りで計算した金額よりも少ない金額しか戻ってこない、ということです。

保険の空白期間と重複

解約と新しい保険の開始日の間に空白期間を作ってはいけません。

もし空白期間が発生し、その間に万が一事故を起こしてしまったら保険は適用されません。

逆に重複契約にも注意が必要です。自動車保険は同じ車両で複数の自動車保険には加入できません。

解約日よりも前に新たな保険をスタートさせると、重複した契約となって、片方の契約(保険料)は無駄になってしまいます。

このように加入している自動車保険の解約日と、新たに加入する保険の開始日を合わせる必要があるのです。

自動車保険切り替えたいけど、どこがいいの?

今の保険料、少し高いのでは?

ロードサービスがついている自動車保険に切り替えたい!

など、保険を切り替えてみたいが「結局どの保険がいいのかわからない」というケースも多いと思います。

自動車保険はたくさんの会社から販売されていますし、それぞれ補償内容も異なります。

最近ではネットでも見積もりは取ることはできますが、見積もりを取るためには車検証を手元に置いて、かなりの項目を埋めてゆく必要があります。

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重要な事

車の買い替えを考えだしたら調べておこう

車の買い替えは、とても楽しみが多いイベントです。

新しい車はどんなタイプにしようかな?

ボディカラーは何色?

家族でキャンプに行きたいな♪

などワクワクしますよね。

新しく購入する車の値引きや、自動車保険は当然気になるところです。

でも、もっと重要な事があります

それは、手放す車の査定価格です。

車の査定には、決まった価格(定価)は当然ありません。

査定する側の一方的な価格ですので、お店によって同じ査定金額になることは無く、その金額の差は車種によっては20万円位以上となるケースも多いのです。

車の査定には定価はありませんが「相場」はあります。

でもこの相場は、ネットでも最新の情報は公開されていません。

そのため、相場よりも低い金額を提示されても、我々ユーザーにはわからないのです。

ですので、車の買い替えを考え始めたら、愛車の査定相場は把握しておきましょう。

そうすることで、安く買い叩かれることを防ぐことができます。

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