この記事でわかること
廃車と思っていたのが思わぬ高価買取
中古で購入した8年落ちの三菱デリカを乗っていました。走行距離は12万キロオーバーとそして新車登録からはすでに15年を経過していました。
これだけ乗ると、細かな部品交換が発生したり、毎日の通勤に使用していたのですが、週に1度は給油するなど、何より燃費が悪いのが気になっていました。
又、そんな時に原油価格の高騰でかなりの出費を要していました。そこで人気のハイブリットカーに買い替える事にしましたのですが、これまで乗ってきた車は廃車にしなければいけないだろう、と考えていました。
念の為にディーラーにて下取り査定を実施して頂きましたが、結果は想定どおり値が付く事はありませんでした。
仕方がありませんので廃車にする方向で話を勧めていたのですが、手数料だけでも数万円の出費はきついものがありました。
一応、税金の還付はある様な事でしたが、それでも支払いが0円になる事はありませんでした。
そんな時にwebで見つけたのが、廃車でも買取りが可能といった業者の存在でした。
調べてみると以外にも多くの業者が廃車でも買取りしてくれるという事が解りました。しかしながら自宅周辺ではなく、遠方の業者ばかりでしたので少々不安がありました。
そんな時に見つけたのが出張買取り可能な業者の存在でした。
早速問い合わせしてみると、話は一気に進み実際に出張査定してくれる事になりました。
そして提示された査定額は5万円と思わぬ高額買取りに驚きました。理由を聞くと、海外への販売ルートや部品取りなどの販路がある為にこの様な金額で買い取る事が可能という事でした。
結局こちらの業者へ依頼しましたので、廃車手数料は不要、逆にお金になったので良かったです。世の中にこういった業者も存在するという事が解り勉強になりました。
手がかかった思い出の愛車ロードスター
私は昔、どうしてもオープンカーに乗りたくて愛車をユーノスロードスターにしました。
リトラクタブルでカエルのような顔をした可愛い愛車です。中古、11万キロで買いましたが、気に入りすぎて通勤やレジャーを問わず毎日乗っていました。
数年間様々な個所を直しながら乗っていましたが、雨漏り、ライトの度重なる不調、その他修理箇所が頻繁すぎて維持がきつくなってきました。
そろそろ廃車かな、と思った矢先にエンジンの部品が故障。修理に車体価格くらいかかると言われたのでそこで廃車を決意。
車種はNA6ユーノスロードスター、型式は平成4年、走行距離は約16万キロでした。
年式が古く、他の部品ですら代えがなくリサイクル部品に頼っていたのに、エンジンの部品なんて探すのも直すのも一苦労です。
おまけに中古車が買えるくらいの修理費がかかってしまいます。泣く泣く苦渋の決断で廃車にしました。
手続きは知り合いの業者にお任せしました。自分では良く分からないので、プロに任せるのが一番だと思ったからです。
知り合いの業者さんは私の車を見て、「こりゃいいね!廃車代はいらないよ。というかむしろ払う」と言ってくださいました。
なんでも、ユーノスロードスターは今でも愛好家が多く、しかし部品はなかなか手に入らないという状況だそうです。
そのため、エンジンが使えなくても、使われている部品をばらしてパーツとして再利用すれば業者としては利益になるそうです。そのため、廃車料は取らず、むしろ売却扱いでお金をいただきました。
自分の愛車が、また誰かの役に立てると思うとちょっと嬉しいですね。
もうほぼ旧車の域に達したユーノスロードスターですが、走っているのを見ると今でも買いなおしたい衝動に駆られます。
車は消耗品、と言われ廃車を考えた
それは、仕事で車をいつものように走らせていた時でした。急なトンネルを2つくらい通らなければならない坂道を、いつものようにアクセルを踏んで走っている時でした。
急にエンジン音が落ちたかと思った瞬間から、スピードが上がらなくなりエンジンは回っているのですがスピードがでない状況に陥りました。
「あれっ!?」と思ったのですが、とにかく仕事を終わらせなければという気持ちが強く、お客様のお宅までは何とか行けました。
仕事を終え帰るとき何が不安がよぎったのですが、キーを回したら心配はよそにエンジンは掛かってくれて車も走りましたので帰宅経路を走って帰りました。
帰りは下りか直線が多い道のりだったのですが、先ほどの事もあったので、少しスピードの出せるところでアクセルを踏むと問題なく走り安心してました。
途中なだらかな上り坂の時、再びアクセルを踏み込んでみるとある程度のスピードから速度が上がらなく、エンジンの音も抜けたような音がしました。
心配になり、車を下りになってから止めていつもお世話になっている自動車屋さんに連絡をしたら、すぐに見てあげるとの事。
喜んで自動車修理工場へ行きました。最初の診断では「プラグが被っているのでは?」との事でプラグを見てもらったりしたのですが、あいかわらずエンジンの調子がおかしく、最後には暗くなってきたので預けることになり代車を借りて帰宅しました。
次の日に結果を聞きに行ってみると、自動車修理工場の社長の顔色がおかしく、なんとなくいつもとちがいました。
エンジン内部を見てみたらバルブが2本欠けてるとの事でした。修理代はいくらかかるかわからないし、もしかしたらエンジンの乗せ換えになるかもとの事。
車の車種はスズキのワゴンRのRRで2000年くらいに発売された車種。走行距離は130000kmはすでに超えていました。
「そろそろ廃車かな?安い中古もいいかな?」
と考えたのですが、中古を買うにも数十万円のお金がかかるからどうしようと考え、最終的に見積もりを詳しく出してもらうことにしました。
結果20万円くらいには抑えてもらえることになり、どっちにしろ購入しなければいけない事だったのでエンジンのオーバーホールと考えて修理してもらいました。
修理を終え、手元に帰ってきたのは約3週間かかりました。途中経過は見に行きましたが、見事にバルブが2本かけて、欠けた物はエンジンに傷をつけていなかったので助かったのですが、この破片がエンジンに傷をつけていたら、エンジン交換だったらしいです。
ただ、なぜこうなったのかはわからずお金を払い、今もその車に乗っています。
自動車修理工場の社長から「車は消耗品ですから」との言葉は今も心に残っています。
初めての車を泣く泣く廃車にしました
私の初めての車は、2013年の就職時に親から譲ってもらった「HONDA フィット」です。
2003年式で、走行距離は8万キロでした。
それまではバイト先に原付で通っていたのですが、就職を機に親から譲ってもらいました。
10年落ちで8万もキロ走った車でしたが、親のメンテナンスが良かったのか、毎日快適に通勤できました。
廃車にしたのは、車の故障ではなく、私の起こした事故が原因です。
翌年の年末に、私は過労気味で体調を崩し、会社を退職することに決めました。
そして、退職日にまさかの事故を起こしてしまったのです。
当日は、小雨が降っていましたが、やっと退職できるという解放感から、気が緩んでいたのかもしれません。
見通しの良いT字路で、右方不注意で、過ぎ去る車に接触してしまいました。不幸中の幸いで、物損事故で済みましたが、私の車はフロントグリルが取れて、路上に転び落ち、エアバックが開きました。
相手の車は、左フロントが少しへこんだだけでした。
その時は、退職日に親からもらった車で事故してしまうなんて!とショックを受け、何とか修理をして乗り続けようと考えてました。
事故するまでは、まったく乗り心地に不満はなく、まだ何年も乗り続けるつもりでいたので当然です。
なので、修理を自動車保険の代理店の知り合いの業者にお願いしました。
返ってきた答えは、車自体の修理費に合わせて、運転席と助手席両方のエアバック交換費が高いので、買い替えた方が安いとの結論でした。
具体的に修理費にいくらかかるか、細かい金額は覚えていないですが、100万くらいだったと思います。
悩んだ結果、親には申し訳ないなと思いつつ、廃車にすることを選びました。廃車費は、知り合いのつてだったというのと、業者が言うには、故障していない部分を回収して、再利用できるので無料でいいとのことでした。
すでに修理見積もりで業者のもとに、車があったのですが、廃車手続きと車の中の荷物を引き取るために、保険会社が用意してくれたレンタカーで、修理工場に向かいました。
事故で壊れた車の中から、自分の荷物と、まだ使えそうなカー用品を探してレンタカーに積んで、名残り惜しくも、初めての車とお別れしたことを今でも覚えています。
ボディに限界を感じて愛車のセリカを廃車
スポーツカーが大好きで、中古車で念願のトヨタセリカのST185型を購入しました。
2ドアでスタイルがとてもおしゃれな車で、お気に入りで時間があればドライブに出かけていましたが、モデルが古いために、車体にガタを感じるようになりました。
まず最初に異常を感じたのが、パワーステアリングで、走行中に突然ステアリングが重くなってしまい、おかしいなと思って整備工場に持って行ったところ、パワステのオイルが漏れてしまっているということでした。
とりあえずパワステのホースを変えてもらったのですが、次にまた故障が発生しました。
次に故障したのがラジエターで、走行中に突然エンジンが止まってしまい、マニュアル車だったので、押しガケでエンジンをなんとかかけ直してまた整備工場に入庫となりました。
今度はラジエターに穴が開いてしまっていて、そこから水が漏れていて、ラジエターの水がからになって、エンジンが高温になってしまい、それが原因で止まってしまったようです。
冷たい水を入れてエンジンを冷やしてなんとかまた乗れるようにはなったのですが、このときの走行距離が10万キロを超えていて、頻繁に整備工場で修理をしないといけないようになり、整備費用も馬鹿にならない状態だったので、廃車にしようと決心しました。
廃車する際には、自分で町のスクラップ工場に車を持ち込んで、そこで手続きに関する委任状にサインをして、廃車はスクラップ工場の社長さんにお願いしました。
廃車の際に、スクラップ工場に持ち込んだのですが、この時に新品のタイヤをつけていたので、このタイヤを買い取ってくれたので、廃車費用はゼロ円でした。
廃車の直前に、タイヤホイールも亀裂が入って、空気が抜けてしまったので、新品のホイールとタイヤを購入したのですが、そのホイールを買い取ってくれたので、廃車費用がかからずに助かりました。
車の故障が頻繁に出てくる場合には、修理をしてもまた次々と異常が出てくるので、廃車を決断することもとても重要だというのが実際に体験した感想です。