車の購入は、予算だてに始まり「どんな車種にするか」「ボディカラーは何色?」「オプションはどんなものを付ける?」など色々な事を検討します。
そして試乗・契約を経てやっと納車されるわけです。
納車はとても待ち遠しい日ですよね。
嬉しい気持がいっぱいで「うっかりしていた!」と言う事は避けたいものです。
今回は、「新車が納車されたらすべきこと」について解説してゆきます。
この記事でわかること
営業マンの説明をよく聞いておこう
車を選ぶときは装備や機能などについて、営業マンに色々な質問をぶつけたことでしょう。
ドリンクホルダーは?小物の収納は?エコモードって?
そういったことは、たいてい新車を目のあたりにすると忘れてしまいます。
また、最近の車は本当に様々な機能がついています。
とても便利である反面、操作方法がよくわからない、といった機能もあります。
納車時に営業マンは、全ての機能や装備についての説明をしてくれるわけではありません。
そんなことをしていたら、丸1日かかってしまいます。
ですので、かいつまんで重要なことを説明します。
重要なことの説明ですので、ここは心を落ち着かせてよく聞いておきましょう。
分からないことがあれば、質問して解消しておきましょう。
その後、自分で説明書も一通り読んでおきましょう。
そうすることで、何かあった時でも「説明書にそういえば何か書いてあったな」と思いだすこともできます。
ある程度のカーナビの設定もしておこう
乗り換える前の車のカーナビを付け替えたケース以外は、当然カーナビのデータは初期状態です。
自宅は勿論、よく行く場所はあらかじめ設定しておきましょう。
いざ走りだしてから登録しようとすると、操作方法が分からず時間がかかったり、何より危険です。
お気に入りの音楽データも。あらかじめ入れておいた方が快適なドライブができますよ。
まずは給油、ガソリンスタンドへGO!
納車された車は、ほとんどガソリンが入っていません。
昔は契約の最後に、「じゃあ、納車時はガソリン満タンでお願いしますね♪」なんてことも可能でしたが、最近はほとんど聞いてくれません。
ですので、一通り車の事を理解したら、ガソリンを入れに行く必要があります。
事前にガソリンの給油口の方向(車の左右どちら側か)や開け方は調べておきましょう。
ガソリンの給油口は、車内の給油メーターを見れば分かります。給油の絵に三角マークがついている方に給油口があります。
あと、ガソリンと軽油を間違わないように注意しましょう。
特にディーゼル車に乗り換えた方は要注意です。油種を間違えてそのまま走行すると、エンジントラブルが発生します。
慣らし運転は必要なの?
慣らし運転とは、新車の状態からある程度の走行距離を走るまで、車の性能を抑えて走行することです。
車はいくつもの金属パーツが触れ合って構成されています。納車したばかりの新車は、それらの接地面が馴染んでいません。
その状態でエンジンやトランスミッション、ブレーキに強い負荷をかけるとパーツの表面にキズを付ける可能性があるのです。
エンジンを動かして走行することで、少しずつバリや摩擦が無くなり良好な状態になります。
そのために慣らし運転を行うのです。
ただ、慣らし運転が必要か否かはメーカーでも判断が異なります。
TOYOTAは慣らし運転は「不要」だと言っています。
慣らし運転の必要はありません。ごく一般的な安全運転に心がけていただければ、各部品のなじみは自然と出てきます。お客様が新しい車に慣れられるための期間を慣らし運転の期間と考えてください。
トヨタ公式よくある質問(その他)「慣らし運転はした方がよいですか?」
要は、新しい車に慣れるまでは、急発進・急加速・高回転での運転は避けて下さい。
それが運転手のためでもあり、車のためでもあるのです、と言う事だと思います。
1000kmくらいまでは、回転数を4000回転以下で運転するようにしましょう。
オイルを交換しよう
慣らし運転が終わる1000kmを目安に、オイルを交換しましょう。
その距離ではオイルはまだ劣化していませんが、新車の初回のオイル交換は早めの1000kmがお勧めです。
その理由は、慣らし運転の間にエンジン内に金属の粉が溜まっているからです。
新しいオイルに交換することによって、エンジン内も金属片やゴミが除去できます。
交通安全祈願
交通安全を願うのは、皆同じことだと思います。
そのため、新車を買ったら交通安全祈願に行かれる方も多いことでしょう。
いつまでに行かなければならない、問う事はありませんが、できれば早い目に言っておきたいところです。
ちなみに、新年の仕事始めのタイミングは、社用車の交通安全祈願も多くなります。
春先は、新車の購入の型が多いようです。
交通安全祈願に行くことによって、安全運転を再度心がける、ということは良いことだと思います。