自動車は高い買い物です。
現金一括で購入できればいいですが、なかなかそうもゆかないケースも多いと思います。
その場合は、ローンを組む事になります。
自動車ローンは支払回数(年数)が長い方が、毎月の支払金額は少なく済みます。
でも支払総額は高くなってしまいます。
自動車ローンを何年で組むべきか?考えてしまいますよね。
この記事でわかること
自動車ローンは最長何年まで?
住宅ローンであれば、35年ローンなどがありますが、自動車ローンは最長何年まで組めるのでしょうか。
ざっと各公式ホームページで調べてみると、
三菱UFJ銀行:10年(120回)
住友銀行:10年(120回)
ガリバー:7年(84回)
となっています。(2018年4月現在)
中古車販売店のローンは6年~7年、銀行系で10年という事ですね。
販売店よりもなぜ銀行系の方が3、4年も長いのか?と少し疑問に思ってしまいます。
ローンは「車の価値」を担保に、お金を貸してくれます。
銀行系の10年ローンということは、10年落ちの車の価値はほとんどない状況となりますが、それでもローンが残っているわけです。
自動車販売店は車の価値を理解していますので、「7年くらいで完済してね」と言う事だと思います。
10年かけて車のローンを支払うのは、個人的には「?」です。
自動車ローンの平均的な年数は?
では、平均的な何数は何年くらいなのでしょうか。
多く選ばれているのは、3年(36回)・5年(60回)・7年(84回)となっています。
これは、車検のタイミングと合致しています。
車検は車の買い替えのタイミングでもあるので、それまでにローンを完済したい、という事ですね。
また、近年ローンを組む年数は、年々長くなる傾向にあります。
・毎月の支払いが少なくて済む
・少額の頭金で、長く組む
ということが要因です。
どうやって年数を決めたらいいの?
「支払い回数が長いと総支払額は高くなる」
色々なサイトで、このような事が書かれています。
金利がかかった毎月の支払いを、長い年数(回数)で組むと支払総額が高くなるのは当然ですよね。
金利も多くの回数を払うわけですから。
誰でも、「できるだけ少ない年数でローンを組めれば」、と思っているはずです。
でも支払総額を減らすために、ローンの回数を減らして、毎月車のローンだけで精一杯となってしまったら大変です。
じゃあどうすればいいの?
では、どのようにしてローンの年数を決まればよいのでしょうか。
まずは、「毎月いくら車にかけることができるのか」を把握しましょう。
車を購入すると、毎月のローン以外に「維持費」もかかってきます。
・毎年必要な自動車税・自動車保険
・新車購入後3年目、以降2年ごとに必要な車検費用
・毎月必要なガソリン代..
車を維持するには、ローン以外にも結構な金額が必要です。
ローンの支払いが大変なので、車にほとんど乗れない、なんてことは本末転倒です。
無理のない範囲で、ローンの支払い金額を設定しなくてはいけません。
支払い可能な金額を固定して、支払う回数を決めて行く方法もあります。
「均等払い」と言う方法です。月々の支払い額を重視する方には人気です。
頭金を増やすと年数も支払総額も少なくて済む
ローンを組むときには、いくらかの頭金を入れることとなります。
頭金0円でのフルローンを組むことも可能ですが、審査も厳しくなるので金利が高くなってしまう可能性もあります。
頭金を増やすことができると、当然ローンの借り入れ額を減らすことができます。
結果として、
・毎月の支払額が少なくなる
・支払い年数も減らすことができる
と言う事になります。
「頭金を増やす方法なんてあるの!?」
というお声が聞こえてきそうですが、実はあります。
これは車を買い替えるケースでのみ使える方法ですが、手放す車を最高額で売るという事です。
車を買い替える時には、新しく買う車の値引きやサービス品にりに目が行ってしまいがちです。
新車の値引きはお店によっても違いはありますが、20万円も30万円も差がつくことは、まずありません。
ところが、手放す車の査定金額は、お店によって大きく差が出るのです。車種によっては、30万円以上の差がつくこともあります。
愛車が30万円高く売れれば、30万円頭金が増えたことになります。
ただ、中古車の最新の買取相場は、
・毎日変動していること
・あえて業者が公開しないこと
が理由で、ネットで調べても載ってはいません。
その方が、お店も安く買い取れるからです。
ですので、手放す車は1社の査定金額で決めてしまってはいけません。
ディーラーの下取りはもってのほかです。一番安い査定をされてしまいます。
複数の買取専門店から見積もりをもらって、その中の最高額を提示してくれたお店に売るべきです。
こちらのサービスを使えば、1度の入力で最大10社に見積もりを依頼できます。
入力後、すぐに愛車の買取相場も表示されます。相場は事前に知っておいて損はないですよね。
当然無料で使えますので、是非一度使ってみて下さい。