車を買い替えようと査定に出したら、「もう廃車ですね。」と言われることがあります。
不動車ならまだしも、走れる車ですと「いくらかの査定が付くと思っていたのに！」、と結構ショックですよね。
廃車にはお金もかかるのですが、「当店で車を買ってくれるなら、廃車費用はサービスします♪」なんていわれると、少し得した気分にもなってしまいます。
でもチョッと待ってください！
廃車と言われる車も実は売れるのです。故障車・不動車であっても同じです。
今回は、「廃車を売る方法について」解説してゆきます。
この記事でわかること
そもそも「廃車」とは？
「廃車」と聞くと、車をペシャンコにして山積みにされている状況を思い浮かべませんか？
こんな状況も廃車ですが、「廃車」とは陸運支局で抹消登録を完了する手続きのことを指します。
つまり状況ではなく「手続き」の事をで、その手続きを経た車が「廃車」となるのです。
廃車には2通りあります
一つ目は「永久抹消登録」と言って、車をスクラップ（解体）して永久に使用できなくすることです。
二つ目は「一時抹消登録」と言って、解体せずに車歴を一時的に抹消する事です。こちらは再登録すると車は使用することができます。
長期の海外出張などで車は使わないので、その間自動車税を止めておきたい、といった場合に行います。
どちらの手続きを行うかで、戻ってくる税金も異ります。
「もう廃車ですね」と言われたら、どちらの方法で廃車にするか確認しましょう。
廃車にするから査定は「0円」です。本当なの？
「廃車には費用が掛かるのですが、当店で新車を買っていただけるなら、廃車費用はサービスします♪」
ディーラーなどの下取り査定で、このように言われることもあります。
そういわれると、なんだか少し得をした気分にもなりますよね。
でも、実際は「損」をしている可能性もあります。
「タダで廃車にしてあげます」で損をするケース
1.ディーラーがスクラップにせずに「再販」する。
廃車と一言で言っても、先ほどのように2通りの方法があります。
一時抹消登録であれば、再度登録すれば再販することができるのです。
タダで引き取った車が売れるので、丸儲けです。本来はいくらかの下取り査定が付いたいたはずです。
2.車検の有効期間が残っている
永久抹消登録する車に、車検の有効期間が残っていれば税金（自動車税、自動車重量税、自賠責保険）が戻ってきます。
有効期間が長ければ、廃車にかかる費用よりも返戻金の方が高い可能性もあります。
3.実は他で高く売れたのに、というケース
廃車という言葉のイメージで、もう使えない不要な車と思ってしまいがちですが、「売ってほしい！」と思っている業者もあるのです。
ディーラーで査定がつかない車を欲しがる業者とは？
本来、ディーラーは新車を1台でも多く売ることが本業です。
車の下取りには、興味はありません。10年落ちや10万キロ以上走行している車であればおさらです。
ですので「もう廃車ですね」というほうが手間もかからないのです。
一方、車買い取り専門店というものがあります。最近「車売るなら～○○」というコマーシャルもよく見かけますよね。
買取専門店は、その名の通り車を買い取ることが本業です。買い取った車の販売ルートは、多岐にわたります。
海外に輸出する業者もいます。海外では、日本車は安心できるブランドなので、年式が古くても走行距離が多くても高値で取引されます。
海外では走行距離10万キロなんて、まだ現役バリバリです。
そのような業者は、ディーラーでは査定がつかない車でも、いい値段で「買取」をしてくれるケースもあります。
廃車ですね、と言われた車を高く売る方法
ここまでお伝えしましたように、少しでも高く愛車を売るなら買い取り専門店に売るべきです。
でも、どこのお店が買い取ってくれるのか？
1軒1軒回るのも大変です。時間も労力もかかってしまいます。
こちらのサービスを使えば、1度の入力で複数の買い取り専門店に見積もりを依頼できます。
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簡単な入力以後、すぐに愛車の概算の買い取り価格も教えてくれます。
このサイトで査定がつかないのであれば、こちらのサービスを使ってみてください。
事故・故障・水没・不動車、どんな車でも0円以上買取保証を実施しています。
引き取り・レッカー費用も無料です。
まとめ
「廃車ですね」、と言われた車でも売ることができます。
自分で廃車手続きをする場合は、色々と費用も掛かってしまいます。
買取専門店に「買い取って」もらいましょう。
