ミニカーと電卓

愛車の査定前に準備しておくべきこと

車の査定を受ける時って、少し緊張しませんか?なんだか、これまでの自分の運転経歴を評価されるような気もします。

そんな緊張もする査定ですが、事前にしておくべきことがあります。準備しておくと、緊張も和らぎますし、査定金額もアップすることだってあります。

今回は、愛車の査定前にしておくべきことを、過去5回愛車の査定の体験からまとめてみました。

1.必要な書類をまとめておく

愛車の査定時に用意しておく書類は、基本的には「車検証」と「自賠責保険証書」のふたつでOKです。

どちらも、運転する際には携行が義務付けられています。

 道路運送車両法第66条第1項

(自動車検査証の備付け等) 自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。

(自動車損害賠償責任保険証明書の備付)
第八条  自動車は、自動車損害賠償責任保険証明書(前条第二項の規定により変更についての記入を受けなければならないものにあつては、その記入を受けた自動車損害賠償責任保険証明書。次条において同じ。)を備え付けなければ、運行の用に供してはならない。

ほとんどの方は車のダッシュボードにまとめて入っていると思います。

・ 車検証(自動車検査証)
車が保安基準に適合していることを証明する書類です。万が一、紛失した場合は運輸支局で再発行してもらう必要があります。

車検証の「有効期間」という欄に記載された、車検有効期間が切れてしまっている状態、つまりは車検切れである車は当然行動を走れませんが、保管場所まで査定士に見に来てもらえば、査定を受けることは可能です。

業者によりますが、車検切れの車でも買い取ってくれる業者はいます。

・自賠責保険証明書
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)への加入を証明する書類です。車検と同じタイミングで加入することがほとんどです。

以下「必須」では無いですが、下記の書類も一緒に用意しておくことをお勧めします。

・定期点検整備記録簿
これは、24ヵ月点検や12ヵ月点検などの法定点検を行った内容を記録されたものです。「整備手帳」と呼ばれることもあります。

これまでの点検整備の記録を確認することができ、そこから消耗部品の交換時期を判断することが可能です。

点検を受けると、車検証のバインダーに一緒に入れてくれる書類です。キッチリと点検・整備されている記録があれば、査定する側も「大切の乗ってきたクルマなんだな」という印象を持ってくれます。

この書類は紛失しても再発行はできませんので、大切に保管しておきましょう。

・保証書
車を新車で購入した時に発行される書類です。新車は購入日から3~5年もしくは10万キロまでの保証が付きます。

中古車で買った場合でも、メーカーの保証継承をしていれば対象期間の保証が受けられます。

・リサイクル券
リサイクル料を支払った事を証明する書類です。

・取扱説明書

愛車の説明書です。普段はあまり目にすることはないかもしれません。

でも走行中に、「見たこのないランプが点灯した!」なんてこともありますので、これもダッシュボードに保管しておきましょう。

もし紛失したのであれば、メーカーのホームページからダウロードも可能です。

洗車する男の子

2.洗車と車内の掃除

査定前に洗車と車内の掃除はしておきましょう。どこまでキレイにするか?ということですが、通常の洗車と掃除で十分です。

あまりに汚い状態で査定を受けると、「どんな扱いをしてきた車?メンテナンスもしていないのでは?」と査定士もより厳しい目でチェックします。

また、車内にゴミや食べかすなどが残っていても同様の印象を与えます。

ちなみに車の査定は加減点方式です。できるだけマイナスポイントは少なくすべきです。

3.愛車の査定相場を事前に調べておく

ここまで準備して、いよいよ査定ですが、もうひとつ、準備しておく必要があります。それは、愛車の最新の査定相場を知っておくと言う事です。

査定をしてもらって、「あなたの車は○○万円です」と言われた時、その金額が高いのか、安いのか、妥当なのか、判断できますか?

新車と違って、車の査定には標準価格はありません。1台1台車の状態が違うのですから、当然と言えば当然です。

ディーラーに下取りで出すにせよ、車買取業者に売るにせよ、提示された査定金額を判断するために、愛車の最新の査定相場を知っておくことは重要です。

でも困ったことに、最新の車の査定相場は、ネットや雑誌にも載っていません。査定の相場は、日々オークションの取引価格と連動して、変化しているからです。

では、どうやって最新の相場を知ることができるのか?

こちらのサービスを使えば簡単です。

買取相場もすぐわかる入力はカンタン32秒

 

僅かな入力で、すぐに査定相場がわかります。また、同時に複数の買取業者に見積もりを依頼できますので、一番高く買い取ってくれる業者と査定金額も分かります。

この準備をしておかないと、大きな金額をソンしてしまう可能性があります。初めて査定を受ける方は特にご注意ください。

4.交換した純正パーツも揃えておく

社外のアルミホイールやタイヤなど、純正部品を交換されている方は、取り外した純正部品も揃えておきましょう。

せっかく高いお金を出したパーツですが、キズついたアルミホイールよりもキズの無い純正ホイールの方が査定額がアップすることもあります。

交換した純正品は、保管しておいた方が査定には有利です。

まとめ

愛車の査定を受ける前には「準備」が必要

最低金額はお店によってかなり差がでるので、事前に査定相場を把握しておく